徐々に北海道は朝夕が寒くなってきました。循環器シーズンの幕開けでしょうか。
今日は急性心筋梗塞の方が歩いて来院されました。
49歳です。スタチン飲んでます。ただ生活習慣は悪くcurrent smokerです。
#12 99% with delayです。
LAD, RCAには有意狭窄ありません。
6Fr radial approachです。体重も100kg近い方でした。
GW通して血栓吸引後の造影です。
IVUS見るとculprit以外はプラークも少ない印象でした。
病変部です。
plaque ruptureのような所見です。
attenuationはひいておらず、末梢保護は不要と判断しました。
DESを留置して良好な結果を得ています。
ステント末梢はshrinkしており、当初から深追いしない方針でした。
慢性期に太くなってくれることを祈って終了です。
今回の症例のポイントは慢性腎臓病でした。造影剤の量は極力少なく、治療後はしっかり生食負荷をしています。あとはCINが起こらないように祈ります。
「外来に胸痛の患者が来てる。」という情報がどこからともなく入ってきます。病棟やカテ室で仕事が無い時は積極的に患者さんに会いに行くようにしています。
ただカテ室で待つよりも情報量が多いので今後も続けていきたいです。
修行です。
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