2011年9月30日金曜日

大つけ麺博

東京で開催されます。

東京に出張に行きたいです。
http://www.dai-tsukemen-haku.com/

AMI

徐々に北海道は朝夕が寒くなってきました。循環器シーズンの幕開けでしょうか。
今日は急性心筋梗塞の方が歩いて来院されました。

49歳です。スタチン飲んでます。ただ生活習慣は悪くcurrent smokerです。
#12 99% with delayです。

LAD, RCAには有意狭窄ありません。


6Fr radial approachです。体重も100kg近い方でした。













GW通して血栓吸引後の造影です。


















IVUS見るとculprit以外はプラークも少ない印象でした。

















病変部です。

plaque ruptureのような所見です。

attenuationはひいておらず、末梢保護は不要と判断しました。













DESを留置して良好な結果を得ています。

ステント末梢はshrinkしており、当初から深追いしない方針でした。

慢性期に太くなってくれることを祈って終了です。













今回の症例のポイントは慢性腎臓病でした。造影剤の量は極力少なく、治療後はしっかり生食負荷をしています。あとはCINが起こらないように祈ります。

「外来に胸痛の患者が来てる。」という情報がどこからともなく入ってきます。病棟やカテ室で仕事が無い時は積極的に患者さんに会いに行くようにしています。

ただカテ室で待つよりも情報量が多いので今後も続けていきたいです。

修行です。

2011年9月29日木曜日

type A 病変?

PCIを始めたばかりのbeginnerはtypeA病変から治療をしていく方がよいと考えています。

でも、問題は本当にtypeA病変なのかどうかの見極めと、typeAをtypeAとして治療を完遂できるかが重要です。

今日はLAD #7 75%狭窄に対するPCIでした。

労作性狭心症の患者さんです。

angio上はfocal lesionですので、側枝もないしsimpleな病変だと考えていました。

direct stentでいいのかなと考えていました。











CTを事前に撮影していました。

#7の狭窄前には偏心性の厚い石灰化を認めます。

これが曲者です。










IVUSでは偏心性の石灰を認め、内腔は1.5~2.0mm程度でしょうか。

pre dilatationをすることにしました。
(師匠の教えで)

2.5mmで前拡張です。












手前側のindentationがとれません。

22atmまでかけましたが変わりません。
















その後のIVUSでは石灰と反対側に拡張しているのが観察されます。

direct stentしかも3.0mmを最初から置いていたら、健常側にperforationしていたかも知れません。













2.75mmのDESをそっと置いて、

IVUSで確認しながらNC Balloon 3.0mmで徐々に拡張圧を上げていきました。















IVUSでは最終的に2.5mmの内腔は確保できました。

これ以上はperforationのリスクでしょう。















angioは良さそうです。


















eccentricな石灰化は厄介ですね。よほど全周性の方が安全なのか?とも思ったりします。
Cuttingも使いづらいですしね。

今日で一つ経験値が上がりました。

日々修行です。

2011年9月28日水曜日

おとといは当直

月曜は当直でしたが、電話が鳴りませんでした。

時々そういう日がありますよね。PHSが壊れてるんじゃないかと不安になります。

おかげ(?)で受け持ち患者さんは少ないです。

受け持ち患者が少ないことは研修する身にとっては、経験数が減る場合もありますが逆に朝から晩までカテ室に入ることができカテの技術・知識は付きそうです。

彼とは一日中顔を合わせています。

患者さんの被爆も注意ですが、医療スタッフの被爆も軽減しなくてはいけませんね。

さぁ、今日も修行です。

2011年9月22日木曜日

心窩部痛

29歳の男性、2週間前から心窩部痛を自覚するようになりました。胸焼け感に似ているようです。

私です。

今日は大好きなラーメン部の誘いも断り、昼を禁食にして当直前の夕方に胃カメラをしてもらいました。

鼻からやってもらったのですが、鼻の穴が小さいらしく鼻がちぎれるかと思いました。

幸い上手な先生でしたのですぐに終了しました。

逆流性食道炎を軽度認めるのみでした。

良かった...

ラーメン部にも復帰できそうです。TMさんまた誘ってください。

患者さんの気持ちを少し理解できた貴重な経験でした。これも修行ですね。

代表戦

昨日はオリンピック最終予選日本VSマレーシアが行われました。

初戦を勝利で飾れてよかったです。

2点思うこと。

1.この年代は髪が長い。(坊主の選手とかいてほしい)

2.セルジオさんが明らかに優しくなっている。(辛口コメント減った)















このまま、オリンピックまで突き進んでもらいたいと思います。

2011年9月20日火曜日

PTA

今日は維持透析の患者さんのSFA90%狭窄に対するPTAをしました。

対側CFAより山越えで逆行性アプローチです。

ガイドカテをどこに留置するか、ガイドワイヤーの選択などいざ自分でやってみると分からないことだらけです。

普段から自分がやるつもりで見てないと駄目ですね。

周りのサポートもあり無事終了しました。

日々修行です。



週末は良いことがありました。

ARCSポイントがたまったので念願の圧力鍋をゲットです。

妻が豚の角煮を作ってくれました。

毎日でも悪くないですが・・・体には十分気をつけないと駄目ですね。

2011年9月14日水曜日

所信表明

昨日は首相の所信表明演説がありました。

印象的だったのは「公務員は公のために努める者」という意味合いの言葉です。

確かに・・・。自分に時々言い聞かせる必要があります。

宮城県南三陸町の職員として防災無線で避難を呼び掛け犠牲となった遠藤未希さん=当時(24)=について「彼女の声に救われた命が数多くあった」などと述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110913/plc11091318510037-n1.htm

彼女は生きていれば今月結婚式だったようです。

震災より半年がたちます。気がつくとつまらないことに腹を立てていることがあります。

普通の生活ができる喜びを忘れないで生きていきたいです。

今日も修行です。

2011年9月13日火曜日

UAP?

朝からの胸苦で受診された81歳の維持透析の患者さん。

来院時には症状なく、心電図変化もはっきりしません。心エコーも問題なし(AS mild)。採血も逸脱酵素の上昇なし。

動脈硬化の強そうな方ですので、ACSが考えやすいです。

CAGで見てみると、#4AVに99%狭窄、TIMIⅡでした。

回旋枝の大きな方で、PCI中も症状ははっきりしませんでした。

診断は合っていたのでしょうか?疑問です。

時々こういう症例に出会います。これも経験なのでしょう。少なくとも悪いことはしてないと思います。(と信じてます。)

診断の能力を上げたいです。修行です。

2011年9月10日土曜日

昨日は

送別会でした。

ペースメーカーなどの植え込みディバイスに関していろんなことを教わりました。

新天地でも活躍することを願っております。

楽しそうな二人です。











今日は日本循環器学会の北海道地方会です。発表もあります。

修行です。

2011年9月9日金曜日

Brugada症候群

若年者の突然死で多いといわれています。

昨日もBrugada症候群のEPSを行いました。

心電図は図のようにV1, V2 coved typeでした。

typeⅠの心電図です。

4Frを3本入れて4極のカテをRVに入れる所で、outflowにいってしまい・・・






そのまま、カテが2連発のしげきになってしまいVf誘発されました。

Vfを誘発するつもりでやっていましたが、予定外のタイミングでしたので少々驚きました。

DCでsinus returnしております。

ICD indicationですね。

2011年9月7日水曜日

天皇杯1回戦

前の日曜日、私たちがSLDCに参加しているころ天皇杯一回戦は行われました。

山形県の代表はどこかご存知でしょうか。

「山形大学医学部サッカー部」です。以下記事より抜粋。

関連記事↓
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110903-OYT8T00772.htm


天皇杯出場をかけた県予選では、東海大山形、羽黒といった高校サッカーの強豪を撃破。決勝はくしくも、山形大体育会サッカー部との同門対決となった。
体育会は昨年を含め、これまでに4度、天皇杯の県代表となった強豪。対する医学部は、初心者もいるという1~6年の学部生の集まりで、これまでの練習試合でも、体育会に苦杯をなめ続けてきた。
ところが、決勝では、前からの激しいプレッシャーで相手シュートを4本に抑え、シンプルなパス回しで再三好機を演出。16本のシュートを放ち、2―1で体育会を押し切った。

注目の一回戦はJFLのチームに大敗でした。


天皇杯1回戦 山形大学医学部0-13ブラウブリッツ秋田(9月4日秋田)

県代表に慣れたことは非常に誇らしいことだと思います。

来年も頑張ってくださいね。



SLDC2011

無事成功に終わりました。

2日目は会場で勉強でした。

添田先生の震災関連の話は考えさせられました。

心にグッとくるものもありました。




1例目を担当された斎藤先生です。

落ち着いた手技です。

頭を冷静に保つ秘訣を教えてほしいです。






IVUSコメンテーターと野崎先生、佐藤先生です。










コメディカルも頑張ってます。










ディーラーさんも協力していただきました。










何より患者さん全員の治療が無事に成功して何よりです。

協力して下さった患者さんには深く感謝します。ライブの在り方について加藤先生からも厳しいコメントがありました。

ライブでも日常診療でも患者第一の治療を心がけたいですね。

今日はPCIです。修行です。

2011年9月3日土曜日

SLDC2011

初日終了しました。

二日目は会場で勉強します。

そろそろ出発です。

今日は発表もあるので少々緊張してます。