2011年6月27日月曜日

プライマリケア勉強会

本日は抗血小板療法、抗凝固療法中の患者の抜歯、内視鏡、手術に関するコンセンサスの話でした。

日本循環器学会は左記のようにガイドラインを提唱しています。

しかし、実際にどうするといった細かいことまでは書かれていないです。

今日はそんな実臨床家向けの講演会でした。

歯科、内視鏡医、循環器内科、脳神経外科の先生がそれぞれの立場から話していました。

何事も連携ありきですが、コンセンサスは重要ですね。






抜歯に関しては2010年にようやくガイドラインが提唱されました。


日本有病者歯科医療学会、日本口腔外科学会、日本老年歯科医学会の3学会は2010年10月、「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン(GL)2010年版」を初めて策定した。
 
GLでは、歯科医が抗血栓療法患者の抜歯時に直面する疑問(クリニカル・クエスチョン:CQ)を23取り上げた。内訳は、“抗凝固療法に関して”が11CQ、“抗血小板療法に関して”が8CQ、“止血方法に関して”が3CQ、“麻酔に関して”が1CQ。

消化器内視鏡領域では「札幌コンセンサス」という前向き試験が進行中です。
















臨床試験の結果はJDDW2011で発表されるようです。楽しみですね。

今日も良い刺激を受けました。

日々勉強、日々修行です。

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